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【Yappli Summit 2023】プロダクト発表レポート

こんにちは、Yappli Summit 2023運営事務局です。

今年のYappli Summitは
10月4日−10月6日の3日間、ヤプリ六本木オフィスにて開催いたしました。

先週の開催まとめレポートに続き
本記事では、Yappli Summit 2023「UPDATE」にて発表された新プロダクト・新サービスについてご紹介いたします。



ヤプリの主要プロダクトである「Yappli」「Yappli CRM」のアップデート情報、
そして、今回のイベントで初公開となる新プロダクト「Project Cyan(プロジェクト シアン)」についてご紹介しました。

Yappli

アプリプラットフォーム「Yappli」で作られたヤプリ製アプリ数は800を超え、アプリの累計ダウンロード数は1億6千万DLを突破いたしました。
提供開始から10年経った現在もスピードを緩めることなく、新機能のリリース・既存機能のアップデートを行っております。

【UX UPDATE】

ヤプリでは、モバイルアプリならではのユーザー体験の改善や、管理画面をより使いやすくするための改善に取り組んでいます。
2023年もたくさんの改善を実施してきたのですが、特徴的なものを2つピックアップしてご紹介します。

Permission Dialog - パーミッション時のストレスを減らす

パーミッションダイアログとは、アプリを立ち上げた際に表示されるプッシュの配信許諾などの同意画面のこと。
従来はイントロ終了後にまとめて表示する形でしたが、最近では複数の同意をユーザーに求めるケースが多く、まとめて表示されることがアプリユーザーにとってストレスの1つになっています。

今回のアップデートで、そのパーミッションダイアログの表示タイミングを設定できるようになりました!
プッシュ通知の内容や魅力を伝えたうえで、通知許可のダイアログを表示したり、
位置情報やトラッキングの許可などは、許諾が必要な理由を事前に伝えることで意図しない誤った設定を防ぐことが期待できます。

e-Book Updates - さらに便利になった電子書籍

電子書籍機能もUX刷新し、さらに使いやすく便利に進化します。
ネイティブ化されたことで様々な操作ができるようになり、横向き表示にも対応。
さらにダウンロードにも対応しましたので、今まで以上に様々なシーンでご利用いただきやすくなります。

【Block UI UPDATE】

昨年のYappli Summitで、新機能としてご紹介したBlock UI。
従来、画面単位だったデザインがブロック単位で構成できるようになり、オリジナリティ溢れるアプリが簡単につくれるようになりました。
既にYappli製のアプリのおよそ半数のアプリで利用されているBlock UIの最新アップデートからいくつかご紹介します。

Video Item - 動画による快適なアプリ体験

アプリ内での動画再生も可能になりました。
大きく画面いっぱいにひろがる表現や複数動画を横スクロール表示などの表現が可能で、用途にあわせたさまざまな再生タイプをご用意しています。

Group - 複数のブロックをひとまとめに

ブロックを複数選択して、簡単にグループを作成できます。
一時的にセール・キャンペーン情報を載せたい場合、グループに対してタイマー設定を行うことが可能です。
また、このグループに対して枠線や背景色をつけるなど細かなデザイン設定ができるので、アプリ運用の幅がさらに広がります。

Contents Mapping - テキストの順番を自在に変更

これまでテキストの並び順は固定でしたが、コンテンツマッピングによって自由に並び替えることが可能になります。
例えば、通知履歴では、一番上に配信日時を表示するなど、お好みの見せ方にアプリをカスタマイズいただけます。

さらに、データの参照先にAPIを指定できるようになります。
会員カードの情報や、社内利用のアプリであれば社員名簿のデータをAPI経由でアプリに表示できます。

【NEW FEATURE】

続いては、新機能の紹介です。

Short Video - テンポよくメッセージを届ける

最大10個の動画・画像を繋ぎ合わせて表示する、ショート動画機能をリリースしました。
アップロードした動画・画像上にはテキストを配置することができ、デザインも自由に設定可能です。
テキストにはリンクを設定できるので、商品購入ページに飛ばすなど様々な活用が可能です。

【ENHANCED UPDATE】

アプリ制作に関する機能のアップデートだけでなく、アプリ運用をより円滑に、
さらなる成功を支援するサービスも日々アップデートを重ねております。
当日の発表の中から、2つをピックアップしてご紹介します。

Permission Settings - より安全なアプリ運用・管理を

IP制限機能、2要素認証機能と2022年より取り組んでいるセキュリティアップデートで
権限管理機能が新たに追加されました。
カスタムロールを作成し、各ロールにそれぞれ操作できるコンテンツの権限を設定できます。
これにより、複数のメンバーで管理するアプリをより安全に管理することが可能になります。

Service Integrations - アプリをより便利にする連携サービス

メイキップ社のサイズレコメンドエンジンのunisize(ユニサイズ)がYappliに連携されました。
アパレルブランドの皆さまに多く利用されているUnisizeのサイズレコメンドが、アプリ上でもスムーズに提供出来るようになります。
さらに近日、ビジュアル マーケティング プラットフォーム「visumo(ビジュモ)」との連携も開始いたします。

Yappli CRM

リリースから2年で約70社の企業様にご利用いただいている「Yappli CRM」。
3年目を迎えるいま、よりお客様の声と向き合いながら活用の幅を広げています。
そのための新機能、他サービスとの連携強化、既存機能の拡張について発表しました。

【NEW FEATURE】 RFM分析

RFM分析ができるようになりました。
RFM分析とは、最終購入日・購入頻度・購入ボリュームの3 つの指標で顧客を分類する手法です。
お客さまの購買データをCRMへ連携して管理・RFMランクを可視化し、
推移のレポートに加えることで、ランクの変化を使ったトリガー施策やセグメントがご利用いただけます。

これにより、新規顧客へ、商品の使い方やオプション情報を提供して、リピーター顧客への昇格を促進したり、優良顧客のLTVをさらに高めるための特別な商品やサービスをオファーするなどが可能です。

【CONNECT UPDATE】他ツールとの連携強化

トレタ社が提供する、予約・顧客台帳サービス「トレタ予約台帳」と連携し、来店予約、そして来店後の自動ポイント付与が実現できるようになりました。
また、「Googleスプレッドシート」とのデータ連携も可能となり、さまざまな場面でのさらなる活用が生まれます。

【FEATURE UPDATE】既存機能の強化

ユーザーのアプリ上のさまざまなアクションを検知し、自動でプッシュ通知やInApp-メッセージを配信できる「トリガー施策」が進化しました。
これにより、「誕生日が登録されたら」「住所が変更されたら」など、指定したカラムのデータが変化したら発火する汎用性の高いトリガー設定も可能となりました。また、プッシュ通知を介さずにユーザーへダイレクトにクーポン提供ができるようになります。

ほかにも、ユーザー活性化が期待できる会員ランクの設定や待望のメール配信機能など、多くのリクエストをいただいたアップデートを実現しました。

Project Cyan

私たちが過去10年間にわたりアプリ制作、運用、分析をサポートしてきた中で、多くの企業が抱えている課題は、「コンテンツ作成」に関することでした。

これらの課題に対応するため、AIやオートメーション技術を活用し、コンテンツ作成にかかるあらゆる時間を短縮し、コンテンツの価値を最大化する次世代のCMS「Project Cyan(プロジェクト シアン)」の開発に取り組んでいます。



いかがでしたでしょうか。

今年のYappli Summitも、本記事だけではご紹介しきれないほど、たくさんのアップデートがありました。

ヤプリは今後もモバイルDXカンパニーとして、技術を通じ人々の生活に豊かさや便利さを提供できるよう支援を続けてまいります。


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