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Yappli Summit 2021 -UPDATE Part.1-

こんにちは、ヤプリサミット運営事務局です。
本記事ではYappli Summit 2021 「UPDATE Part.1」にて発表されたYappliの新機能についてご紹介いたします。

■2021年のUPDATE数

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2021年は、既に実に300以上ものUPDATEが行われています。
その中でも特に目玉となる新機能や機能改善についてピックアップしてご紹介します。


■RICH PUSH

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リッチプッシュとは、従来のプッシュ通知機能で設定した画像が通知センターでも表示することが可能となる機能です。テキストのみのプッシュ通知よりも誘目性が高まり、プッシュ通知の開封率向上が期待できます。

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リッチプッシュ機能をリリース後、プッシュ通知の開封率が全体で前期間比115%と上昇しました。


■PDF UPLOAD

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電子書籍機能にPDFのアップロードができるようになりました。昨年、大幅にUIをアップデートした電子書籍機能がさらに使いやすくなり、社内資料などの大量のデータも変換せずに作業することが可能になります。


■CHECK IN

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チェックイン機能は、店舗の近くに来たユーザに向けてアクションを実行できる機能です。従来のチェックインスタンプ機能に加え、チェックイン可能な距離の指定(ショップ機能で100〜1000mの間で自由に設定することが可能)やチェックイン後のアクション(スタンプ押印だけでなくクーポンやリンクの指定)も設定することが可能となります。
これにより、来店者にのみ表示できる画面などが提供できるようになり、来店促進の施策にもご活用いただけます。


■PERSONALIZED DISPLAY

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これまで出し分け機能では、フォーム機能や会員連携で登録された内容に応じて画面を出し分けることができました。この度、新たに出し分け条件が追加され、活用のバリエーションが格段に増えました。

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追加された条件は、日付、時間、確率、端末識別の4つです。
日付による出し分けでは、特定の日付を指定することができ、決まった内容を決まった日に自動で定期表示することが可能です。(例:「毎月〇日は〇〇デー!」など)
時間による出し分けでは、営業時間に合わせて表示内容を自動で変更することが可能です。(例:営業時間内にはチラシ情報を、営業時間外にはお問い合わせフォームを表示など)

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確率による出し分けでは、ユーザーによって結果が変わるエンターテイメント性のあるコンテンツを作成することが可能です。端末識別と組み合わせることで、結果を端末ごとに固定することも可能です。


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出し分け機能とチェックイン機能を組み合わせれば、位置情報を活用して表示のタイミングや確率を制御し、来店するたびに実施できるくじ引きのように、お店に行くのが楽しくなるコンテンツを作成できます。


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出し分け機能とスタンプカード機能を組み合わせれば、様々なキャンペーン施策を実施することが可能です。
確率による出し分け条件を利用して、ユーザーごとに異なる数のスタンプを付与したり、時間による出し分け条件を利用して、特別な時間帯だけのポイントアップ施策を設定したりすることが可能となります。


■Feed Boy

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Feed Boyは、ヤプリが新たに開発したウェブサイトからRSSを生成するサービスです。これまで、記事を自動更新するRSSはクライアント様にご用意いただく必要があり準備が大変でしたが、Feed Boyをご利用いただければ簡単にRSSの生成が可能です。

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これにより、WEBサイト側の更新に合わせて運用担当者様がこれまで手動で更新を行なっていたコンテンツが自動で更新されるようになるため、運用工数の大幅な削減が期待できます。


■PERSONALIZED NOTIFICATION

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パーソナライズプッシュは顧客の属性や行動データに基づき、個々のユーザーに最適な情報発信が可能です。プッシュ配信をパーソナライズしていくことで、One to One マーケティングを強化し、企業とユーザー間の長期的な関係構築を促します。

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例えば、個々のユーザーにそれぞれ異なるポイントを付与したい場合やユーザーの名前など、届きやすいメッセージを配信することが実現できます。

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パーソナライズプッシュをより簡単に実現するために、外部サービスとの連携も強化しています。
他社CRMツールの「カスタマーリングス」及び「Synergy!」と既に連携を開始しており、今後も順次連携サービスを拡張していく予定です。


■YAPPLI DATA-HUB

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Yappli Data Hubとは、アプリ内の行動データ(閲覧/行動イベント)及び属性データ(フォーム機能で取得したデータ)を「ユーザー単位」で分析することができる機能です。
これにより、アプリ利用者の起動状況や活用状況を可視化することができます。

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また、CDPやCRMなどのツールと連携することで他チャネルのデータと統合して、さらに深い分析を行うことができます。
「Treasure Data CDP」や「b→dash」、「カスタマーリングス」との連携を開始しています。マーケティングツールとの連携により、購買データや会員データと掛け合わせたより高度な分析が可能となります。

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例えば、 商品ページを閲覧という行動データと、その対象商品が未購入のユーザーであるという会員の情報をかけ合わせることで、潜在的なニーズのあるユーザーに、より効率的に再訪のアプローチを行うことが可能です。


■MULTI LANGUAGE

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新たにYappli 管理画面も多言語対応可能になりました。第一弾では英語版をリリースします。言語の切り替えは管理画面より簡単に行えます。


■FREE LAYOUT

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ヤプリを代表するフリーレイアウト機能でも2つのアップデートがありました。

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1つ目は、フリーレイアウト画面上で、これまでポイントカード機能でしか表示できなかった名前やポイント数などのAPI連携項目を表示できるようになりました。これにより、ポイントカード画面を開かなくとも現在の保有ポイント数などが一目で分かるようになるため、パーソナライズされたアプリを作り上げることが可能となり、ユーザーの利便性向上が期待できます。

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2つ目は、自由度の高いフリーレイアウト機能でテンプレートの中からよく使われる定番レイアウトを呼び出せるようになります。これにより、テクニックがなくとも、アプリに簡単に高度なデザインを取り入れられるようになります。こちらは今年の冬にリリース予定です。


■EC CONNECT

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アプリの体験向上のために開発したECコネクトは更に機能の強化と改善を行いました。

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デザイン設定画面を刷新し、Yappliの管理画面上でデザイン編集が行えるようになります。3種類のカラムをボタンひとつで変更可能で、変更内容は左側のプレビュー画面から確認できます。


■YAPPLI ATOM PROJECT

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管理画面やプッシュ配信の基盤刷新を行ってきましたが、次は「アプリ」の基盤刷新「Yappli Atom Project」に取り組んでいます。現在、Yappliの機能は、機能毎に決められたデザインと、各機能に入稿されたテキストや画像などのデータがセットになって出来ています。「Yappli Atom Project」では、デザインとデータを分離し、より高いレベルでのアプリ編集や、拡張性を向上させ、より一層オリジナリティの高いアプリの作成が可能になります。

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主な特徴の1つ目がマルチレイアウトです。一つの機能に対し、複数のレイアウトからデザインを選択可能です。通知履歴画面では、セグメントプッシュのみ、スタンプの特典メッセージのみなど、絞り込み表示ができるようになります。

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2つ目の特徴がマルチファンクションです。一つの画面に対し、複数の機能を組み合わせることが可能になります。機能と機能を組み合わせることにより、お客様ごとのニーズに合わせた、他にないアプリの画面を作成できるようになります。


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いかがでしたでしょうか。気になる機能がございましたら是非カスタマーサクセスチームまでお問い合わせください。

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